子どもたちの文章表現指導を誰にでも出来る一般化理論の構築・えのさんの綴り方日記

国分一太郎が「雑誌」に書いた全著作

国分一太郎が「雑誌」に書いた全著作

日色章さんの仕事

 私の所属する、綴り方理論研究会のメンバーで、国分一太郎の著作物に関心を持つ者がいる。きっかけは、乙部さんの自宅の引っ越しを手伝っているときに、「作文と教育」の年刊児童生徒文詩集の古いのが出てきたり、「作文と教育」の創刊号の頃の国分さんの論文は、今読んでも大事なことがたくさん書かれていることに感動した。国分一太郎だけでなく、当時の実践家の指導した作品は、今読んでもすぐれた作品がたくさん載せられていることに、心奪われた。そこで、まず、年刊児童生徒文詩集の目次を最初から全部コピーし、それを年代順に整理した。次にすぐれた実践家の実践報告文は、「作文と教育」の創刊号からコピーし、それを年代順に並べて、1冊や2冊の個人文集に仕上げた。

個人文集「あしあと」

 私のも「あしあと 榎本豊」として、作っていただいた。そういう個人文集を、100人近くの実践家のものをファイルして、いつでも作れるようにしてある。私は、谷山清さんや中川暁さんの実践報告はすばらしいから、国分一太郎さんと同じように、コピーした方がよいと勧めた。中川さんは91才、谷山さんは93才になられているが、まだにお元気だから、今のうちにそれを届けた方がよいと勧めた。直接面識がないからと言うから、私が送るから私の所へ、送ってほしいと頼んだ。さっそく私の所に届いたので、すぐにお二人に手紙を添えて送った。すぐに二人からは、電話がかかり、作ってくれた日色章さんにもお礼の電話をしましたと、お元気な声でかかってきた。谷山さんは、感動して、すぐに仏壇に置き、感謝の気持ちを先祖さんにも伝えましたと、嬉しそうにお礼の気持ちを伝えて下さった。

国会図書館に毎日通う

 日色さんは、国分さんの書かれた作品を創刊号の頃から、全部コピーし、それをすべて集めて文集にしたら、6冊か7冊になったと教えてくれた。国分さんは、「作文と教育」という月刊誌だけでなく、「新日本文学」という月刊誌や「朝日ジャーナル」などにも、時々文章に載せていた。そういうことにも関心をひろげ、国会図書館にまで足を運び、「国分一太郎」と検索し、国会図書館にあるすべての雑誌に載っている文章をコピーし、それも同じように年代順に並べて、一覧表を作り、いつでも引用できるようにパソコンにも載せてあるそうだ。

国分一太郎文集10巻の著作目録以外の作品

 国分一太郎文集10巻「子どもたちへ」の中には、「著作目録」「初出一覧」として、やはり一覧表がすでに出来上がっている。日色さんは、そこのページも参考にしながら、そこにも載せられていない雑誌などを、国会図書館に通い熱心に文章を丹念に集めたのだ。一覧表も年代順に作り、いつでも取り出せるようにしてある。
 そこで、「日本作文の会」にもない国分さんの作品一覧表などが作られた。そこで、日本作文の会の古い作品や指導者名も、創刊号からすべて目録になっているようだ。年刊児童生徒文詩集も、同じように指導者名・作者名・作品の題名・学校名・学年と目録にして、全作品の目録も作り、その作品もすぐ出せるように作っている。個人的に関心のある方は、日色章さんのパソコンのメール番号を書いておくので、連絡を取って下さい。・
日色章さんのメール番号Akira hiiro [akiakane.hiiro@nctv.co.jp]

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