子どもたちの文章表現指導を誰にでも出来る一般化理論の構築・えのさんの綴り方日記

綴方理論研究会 5月例会のご案内(2019年)

綴方理論研究会 5月例会のご案内(2019年)

◆日時・場所    4月18日(土)午後1時~
◆場   所   駒場住区センター目黒区駒場1-22-4
*渋谷駅より、最後尾に乗車。京王井の頭線k駒場東大前駅下車。改札出口に、
 12時45分頃集まれば、一緒に直行。

◇講義・乙部武志さん とつおいつ104回(しばらく休み)
提案1作成のカードの検討
提案2「作文と教育」1953年と乙部さん司会の1982年8月号と「武谷三男」との論争比較検討(添田直人提案)
提案3
 国分一太郎の学芸大学の最終講義
・第4回講義題目「生活綴り方と昭和国語教育史」覚え書きその5 提案 田中定幸          

◇話し合われたこと 参加者8人(田中・工藤・添田・左川・片桐・小山・日色・榎本)名前敬称略
★討議した大事にしたい考え
・第15回国分一太郎「教育」と「文学」研究会
2019年7月20(土)~21日(日)に決定。
・今の子どもたちの生活をどう捉えていくか。日色章(日本作文の会合宿で提案)
 指導過程(表現意欲・取材・題材・構想・記述・推考・鑑賞))と言う指導法があるが、その中の表現意欲喚起が、ここでは大事な視点になる。書かせる前の指導に力点を置く。推考という言葉は使わず、「思い起こし」という言葉が自然である。

「山本鼎と国分一太郎「想画」のつながり

「生活画の起源と展開」 報告 片桐弘子

1920年国分一太郎9才の時に、担任より、山本鼎提唱の自由画(クレヨン)を教わる。西欧化に力を入れていた明治政府は、絵画教育においても自由化教育が運動となり、展開されていく。山本鼎は、昭和3年頃、自然模写だけの絵画指導「終結宣言」をしている。影響のあった、島根県(馬木小)、三重県(早修小)、山形(長瀞小)が、すぐれた指導者の下、すぐれた図画教育をそれぞれ展開した。国分は、新採の年から、綴り方主任となり、系統案づくり、指導読本づくりに力を入れる。「想画指導題材一覧」「生活・郷土調査」を作成。北方教育運動の実践も大きい。

「生活綴り方と昭和国語教育史」 解説 田中定幸

 国分が最初に取り上げたのは、「概念くだき」について。昭和初期から、生活綴り方に取り組んでいる人たちの考えであった。この時期が、1934年前後になる。その前の年に、北方教育社主催の綴方講習会が開かれている。そこで、北方の人々と初めて出会う。やがて「北日本国語教育連盟」を結成する。機関誌「教育・北日本」を発行。1940年治安維持法で弾圧される。「展開的記叙と総合的記叙」芦田恵之助・鈴木三重吉・峰地光重・今井誉次郎・小砂丘忠義まで遡る。

北海道生活画事件5/14(火)午後6時半 上野駅公園口

東京芸術大学上野キャンパス音楽学部5-109教室 徒歩10分。
参加出来る人は、参加下さい。山形県の村田民雄さんからの情報です。

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