子どもたちの文章表現指導を誰にでも出来る一般化理論の構築・えのさんの綴り方日記

8月19日(日)沖縄の中学生平和の詩

8月19日(日)沖縄の中学生平和の詩

沖縄の中学生の詩「平和の歌」について

 6月23日の沖縄の慰霊の日に、必ず子どもが作文を読んでいる。毎年その子どもたちが読む作文や詩に心動かされている。5年前の、2013年の与那国町の小学校1年生安里有生君のの詩「へいわってすてきだね」は、何度読んでもジーンときた。今回の詩は、中学3年生の「平和の詩」であった。あの長い詩を、全部暗唱しながら、訴えるようにして語っているだけでも、心動かされた。 しかし、今回友人から送られてきた全文の切り抜きコピーを読み直ししてみた。一行ごとに読んでいくと、こんな表現中学3年生がするかなと言うところが、何カ所かある。「マントルの熱を伝える大地」「魑魅魍魎(ちみもうりょう)」「阿鼻叫喚」 「無辜(むこ)の命」 などは、彼女自身の発想だろうか。と、那須さんも指摘している。だいたいこういう詩を読んでいくと、教師と一緒になって、合作したのだろうと、想像は付く。教師の想いも、そこに入ってくることもある。
  作文教師のクラスの中から生まれる詩は、その教師の表現と似てくる。それほどまでに、子どもたちが、教師の気持ちを汲み取って表現してくるのである。
 しかし、今回の詩を、じっくり読んでみると、教師の想いが入り込んだのではないだろうかと、想像してしまう。

powered by Quick Homepage Maker 5.1
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional