子どもたちの文章表現指導を誰にでも出来る一般化理論の構築・えのさんの綴り方日記

8月19日(日)治安維持法のテレビを見て

8月19日(日)治安維持法のテレビを見て

残暑お見舞い申し上げます。

 昨日、夜の11時からNHKETV特集『自由はこうして奪われた』~治安維持法の軌跡~ビデオに入れながら、見ました。長野県の小学校教師立沢千尋さんの逮捕は、誰が見ても疑問に思う逮捕でした。やがて小学校教師を辞めさせられます。このような形で、逮捕された教師が、全国にたくさんいたと言うことです。釈放されたのは、今後国体の思想に忠実に従うことを誓ってのことでした。やがて、教師に再び復帰でき、国の政策に従ったのは、教え子の子どもたちを満州国に行かせることでした。長野県が、群を抜いて満州国に侵略している数が多いことが、印象に残ります。戦争に負け、自分の送った子どもの何人かが、なくなっている事実を知り、複雑な気持ちであったと察します。片桐さんの知り合いの妹さんが、かなり発言していましたね。
 最初は、共産党を対象にした法律が、その後改悪されて、拡大解釈されて、民主的な人々をあのように逮捕したことが、恐ろしい気がします。
 突然場面が変わり、治安維持法は間違いであったという集会が持たれ、その中に、100歳前後の人々も集まり、集会の中で発言もしています。あの中には、北海道綴方連盟の人も参加しておりましたね。何でもない絵を、なんくせつけて、逮捕します。最後に、国会の審議の中で、法務大臣の台詞を聞いて、「当時の法律の下で、正しく行われたものです。」と言う発言を聞いて、おもわずテレビに向かって、「ふざけるな。」と怒鳴ってしまいました。誰が見ても、この法律は、おかしな法律であったということが、言えないことがおかしなことです。彼等は、共謀罪を通した輩であるから、何ら問題意識も持たないのでしょう。この問題は、もっと国民運動にする問題と強く感じました。良い番組を紹介してくれて、ありがとうございました。

powered by Quick Homepage Maker 5.1
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional