子どもたちの文章表現指導を誰にでも出来る一般化理論の構築・えのさんの綴り方日記

1月10日(火)『人形館を観劇』

1月10日(火)『人形館を観劇』

 暮れに、豊島区時代に知り合った仲間が集まり、忘年会を開いた。このメンバーは、新卒の頃は、週に一度は、顔を出す仲間であった。お互いに教育実践を語り合ったり、職場の状況を出し、みんなで励まし合った仲間である。春・夏の休みには、2泊3日の合宿などもして、交流を深め合った。そのメンバーも、ほとんどが退職し、みんなそれぞれの道を楽しんでいる。全員日教組の組合員であった。しかし、40代になった頃、何人かは、管理職の道に行く者も現れた。その仲間も含めて、集まりをしている。昨年は、久しぶりに、2泊の合宿を楽しんだ。秩父と山梨の仲間の別荘にである。金もかからず、十分に交流が深められた。その折に、忘年会を開こうと約束していたのだ。その折に、演劇に力を入れている仲間から、東京都の中学の演劇発表会があるのでということで、パンフレットをいただいた。「人形館」という題名の劇だ。1970年代に、その彼自身が書き下ろした脚本で、当時全国でその劇を上演する動きがあった。朝日新聞の全国版に取り上げられたこともある。一度見てみたかった劇である。今から15年ほど前に、小学生の6年生が、卒業劇でやったのを見て、その内容に衝撃を受けた。大人社会の保守的な壁に、子供達が苦労しながら立ち向かっていく劇に思えた。小学生でも出来るんだなと、驚きながら見ていた。今回、彼が、退職最後の劇だと言われたので、一人で太田区の区民会館のある、下丸子まで出かけた。なかなかの内容で、迫力も十分感じられた。その後の他の学校のものも終わりまで見て帰ってきた。「命をつなぐ」という地震で奇跡的に助かった親子の劇には、胸に迫るものがあった。

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