子どもたちの文章表現指導を誰にでも出来る一般化理論の構築・えのさんの綴り方日記

1月28日(水)とうとう飼うことに

1月28日(水)とうとう飼うことに

 定年退職したら、犬を飼うと良いと、妻と娘に言われていた。しかし、ずっと拒み続けていた。どこか出かけるにも、宿泊するには、結構厳しくなる。犬の場合は、散歩に毎日連れ出さなければならない。種類にもよるが、毎日キャンキャン吠えるような犬は、困る。家の中で飼えば、毛が結構落ちて、大変だろと、考えていた。そんなことで、全く飼う気持ちもなかった。近くのペットショップに出かけて、犬や猫を見に行くのは、時々やっていた。義理の弟家族は、ペットが大好きで、かわいい犬が1匹いる。時々あそびに行くと、必ず吠えて、我々を歓迎してくれる。娘も、妻もその犬に慣れ、「そろそろ、うちでも飼おうよ。」と、時々言われていた。この正月に義理の弟の所に出かけた折に、「この間ペットショップに血統書付きのかわいい猫が、安く売られていたわよ。」と誘いに乗り、見に行くだけは見に行こうとなった。

マンチカン

 足が短い、「マンチカン」と言う品種だ。普通は、15万から、20万すると言うが、値札は、9万円であった。妻は、私が飼わないと考えて黙ってみていた。その猫をじっと観察していると、じっと私の顔を見て、とてもかわいく見えた。「ちょっとだっこしてみようか。」と妻に言うと、係りの人が見えて抱かせてくれた。生後2ヶ月くらいの小さな小さな猫である。娘も、あとからその店に自転車に乗り、その猫を見つめに来ていた。もう飼わなくてはダメだろうと、「じゃあ、そのマンチカンにしよう。」と決めてしまった。手続きをして、飼い方のことや猫の小屋やえさなども含めてすべて購入すると、合計20万近くになってしまった。「お金は、お父さんが出して。」と言うことで、私のカード決済になってしまった。

その日から大騒ぎ

 その日家に連れて帰り、娘と妻は、猫小屋を組み立てたり、大騒ぎで準備をしていた。毛並みは、きなこ色の雌猫である。名前は「きなこ」と名付けた。えさをあげるのは、1日朝夕2回である。そのえさをあげるのも結構大変である。2種類のえさをそれぞれ、6グラムずつはかり、お湯を注ぎ15分くらいそのままにして、流動食のようにどろどろにする。そこにブドウ糖や粉ミルクやシーチキンを入れて、食べやすくして与えるのだ。娘も妻も、楽しそうにそれを作っている。私も、誰も作る人がいないときは、頼まれて作っている。まだ、赤ちゃんなので、あまり運動しすぎないようにして下さいと言われている。

猫なで声

 飼いだして、2週間以上過ぎたが、毎日がきなこに始まり、きなこで終わっているという感じである。朝起きるのは、私が一番早い。そのあと娘が起きてくる。「おはようございます。」と言って、すぐにきなこの所に行って、様子を見ている。妻も同じである。その時に2人の猫に対する、声の出し方が違うのである。優しい声で、きなこと接している。どこかでかけて、帰ったときにも、まずはきなこにご挨拶している。その時の声が、猫なで声なのである。そんな声、聞いたこともないほど、優しい声で接している。私にも、そういう猫なで声で接してもらいたい。

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