子どもたちの文章表現指導を誰にでも出来る一般化理論の構築・えのさんの綴り方日記

10月24日(月)

10月24日(月)
一昨日の土曜日は、私の誕生日だった。同時に、2つのことが重なり、2つとも出なくてはならなくなった。1つは、東京教組の教研集会であった。もう退職したから関係なくなったのだが、記念講演を神野直彦さんがするので、出かけたのであった。しかも、3ヶ月以上前に、東京教組の執行部の方から、神野さんの講演を依頼されたのだった。すぐに連絡を取り、この日の実現となった。しかも、彼はこの日、財政学会があり、それを抜けて、引き受けてくれたのだった。いつもたのむと「榎本君からだと。」と言いながら何とか実現してくれる。小中学校時代の同級と言うだけで、いつも快く引き受けてくださる。ありがたいことだ。会が始まる前は、校長室で少しの時間、話をした。その際に、今回の同窓会は、最初に写真を撮るので、遅れてもいいからぜひ30分以内に到着してほしいと幹事の増田君に言われていた。神野さんにもその旨を伝えて、4時半には、終わりにしてほしいと頼んでおいたのだった。 
 内容は、日教組の記念講演で話された内容をベースにしての話であった。しかし、あのときより時間に余裕があり、ゆっくりと話をしてくれたので、私にとっても良いおさらいができた。しかも、あれから半年以上の時が過ぎ、日本は、大変な状況になってしまった。やはり3月11日のことは、日本だけでなく世界の人々が注目もし、原発に対する考え方も大きく変えようとする動きになっている。変わらないのは、日本の国だけではないだろうか。しかも、アメリカのリーマンショック以降、ドルの価値が下がり、ヨーロッパのユーローも下がりつつある。その分日本の円が上がり、輸出産業に依存している日本としては、株も上がらず、景気は一向によくならない。
 ヨーロッパのギリシャが、大変な状況になっている。なぜあんなにギリシャが騒がれているかと言えば、ギリシャの国債の価値が下がってしまい、それを買っていたヨーロッパの銀行が騒いでいるというのだ。つまりギリシャの国債は、世界中の国々が買って不良債権になるかもしれないと騒いでいるというのだ。日本は、ギリシャ以上に不況である。それが、ギリシャのようにならないのはなぜか。日本の国債は、もっとたくさん買われている。ギリシャのように騒がれないのは、国債を買っているのは、日本国内がほとんどであり、外国が買っている割合が少ないので騒がれないというわけだ。つまり、不良債権にならず騒がられずににすむと言うことだ。
 それにしても、ギリシャの国民は、どうこの問題を解決するのだろうか。ゼネストに突入している。一方タイの国は自然災害で、国の3分の1が水をかぶってしまっている。ニュースによると、日本の自動車産業などがかなり大きな損害になっていると流れてきた。こんな時代の中で、日本が進むべき道は、どうあるべきか。教育費を中心とした社会保障費に占める割合は、世界の中で日本は、それほど多くはない。「子ども手当」のように現金支給があるが、これは根本的な解決にはならない。現金給付でまかなうのでなく、あくまでもサービス給付でまかなうことが大切だと言うことになる。今日本は、「生活保護」を受ける家庭もすごい量で増えている。つまり、格差が拡大して、貧困層が一向に減らずに増えていると言うことである。

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