子どもたちの文章表現指導を誰にでも出来る一般化理論の構築・えのさんの綴り方日記

2月16日(日)ソチ冬季オリンピック

2月16日(日)ソチ冬季オリンピック

 毎日のように、ソチオリンピックのことが放映されている。ただ生中継は、日本の夜中の1時過ぎが多いので、ライブではなかなか見られない。次の日の朝のニュースで初めて知ることが多い。男子のフィギュアーも朝の6時過ぎに知ることになった。次の日の新聞で、詳しく解説記事を読むことが多い。今朝の朝日の記事は、心に残った。

羽生結弦はそれを「発明ノート」と呼ぶ。

 毎日のように、練習で気になったことや思いついたことを殴り書きする。スピード、タイミング、感覚……。自分が試してみて良かったことと悪かったこと、疑問点などが記されている。
 金メダルを決めたフリー。そうやって身につけてきたジャンプの中の一つに救われた。
 後半に跳ぶ、トリプルアクセル(3回転半)からの連続ジャンプ二つ。やや体勢を崩したものもあったが、いずれも成功した。一つで16・29点、もう一つで11・07点を稼いだ。フリーは三つのミスをしてもなお、技術点は89・66点。24選手中最高だった。
 「発明ノート」は就寝前、布団に入ってイメージトレーニングをしている最中にひらめき、起き上がって書くこともある。「眠い、と思いながら机に向かって、ガーッと書いて、パタッと寝る。見せられるほど奇麗な字では書いてないです」と羽生。翌日リンクに立った時、ひらめきを試し、その成果をまた書き込む。
 羽生は同世代の選手よりも、3回転ジャンプを跳べるようになるのが遅かった。本人も「本当にジャンプは苦手でした」。大会で負けては号泣した。
 悔しくて、上手な人のジャンプを研究した。助走の軌道は? 跳び上がるベクトルは? ばらばらにしたパーツを組み合わせては試した。中学や高校の成績はオール5。中でも、数学や力学は好きな分野だ。「ジャンプを科学しているわけではないですが、理論的に感覚と常識的なことを合わせて、スピードの関係、タイミングをノートに書いた」
 今、「トリプルアクセルは、しばらく休んでいてもすぐに跳べる」絶対的なジャンプになった。今大会は、正確無比なジャンプを三つ決めたショートプログラムも、フリーも1位。「あれだけジャンプを出来たことが大きかった。やはりそれが僕の今回の勝因かなって思っています」朝日新聞朝刊 2/16(日)

書くことは大切

 この記事の中で、「羽生結弦は『発明ノート』と言うものを作り、就寝前、布団に入ってイメージトレーニングをしている最中にひらめき、起き上がって書くこともある。翌日リンクに立った時、ひらめきを試し、その成果をまた書き込む。スピードの関係、タイミングをノートに書いた。」と書かれている。書くことによって、きちんと自分の脳裏に焼き付けるのであろう。やはり、文章を書く大切さは、金メダルを取ることにつながったのであろう。一流のプロの選手は、さまざまな形で、このように記録をとっていることだ。

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