子どもたちの文章表現指導を誰にでも出来る一般化理論の構築・えのさんの綴り方日記

2月17日(火)高知への4人旅

2月17日(火)高知への4人旅

 3日間、四国の高知県の方に出かけた。つづる会が大阪、高知、三重、奈良などの生活綴方教師が結集して出来ている研究会である。毎年持ち回りで、1年に一度開いている会である。昨年は、福岡県で開いた。今年は、第6回の研究会になる。「人権教育と生活綴り方」研究会に、今年も出かけてきた。

必ず何かがある

 理論研究会で参加した者は、私以外に田中さん、日色さん、工藤さんの4人の参加になった。13日(金)の午後に公開の研究授業が開かれる。その時間に間に合わせるためには、朝の8時10分発の高知龍馬空港行きに間に合わせなければならない。2ヶ月以上前に格安空港を頼んでおいた。1泊目は、地元のお世話でビジネスホテルに泊まることにしていたので、2日目は、全日空の1泊、行き帰り飛行機を頼んでおいた。羽田空港に1時間前に集まるように打ち合わせていた。しかし、日色さんが30分前になっても姿を現さなかった。私の携帯に日色さんから連絡があった。かなり前に来ていたようだが、私たちの姿が見つからないという連絡であった。よく聞いてみると、全日空の方でなく、JALの方に行ってしまったようなのだ。すぐに場所を説明し、手続き15分前にやっと姿が見えて、ホッとした。

1時間半で龍馬高知空港へ

 そのまますぐに搭乗手続きをして、飛行機に乗り込んだ。4人が集まると言うことは、何が起こるか分からないので、緊張する。1時間半近く乗り、高知に9時40分に到着した。すぐに日産のレンターカーの会社に行き、3日分の手続きをとり、すぐに現地の鴨田小学校に向かった。空港から鴨田小学校までは、1時間はかからなかった。運転は、私がしていた。学校に到着したのは、11時前だった。荷物は、車に載せたまま、昼食を取りに行くことにした。少し早かったが、研究会の授業が始まる前に、腹ごしらえをと考えて、食堂を探しに学校の外に出た。しかし、なかなか見つからず、やっとお好み焼き屋に入ることが出来た。そこで、1時間くらい時間をとり、ゆっくり食事をとった。まだ時間が少しあったので、学校近くの喫茶店でコーヒーを飲み、ゆっくり時間をとり、受付の時間に間に合わせた。

みんな律儀に約束してくれた

 1時前の受付だったので、一番に到着した。すぐにスリッパに履き替えて、全体会の会場へ向かった。しばらくすると、「埼玉から見えた榎本さん。」という声が聞こえた。手を上げると、高知の地元の細川英輔さんだった。国分一太郎研究会に所属している人で、事前に「こぶしの花」などを注文してくれた方で、正月には年賀状まで下さった。その返信として、今回の研究会のことを紹介しておいたのであった。そのことを覚えていて、わざわざ参加してくださったのである。会場では、何冊か本も買って下さった。坂田さんとも話をしていたので、知り合いだったのであろう。
 もう一人、事前に連絡して、この会のことを連絡していた方の一人に、安部貴洋さんが見えていた。わざわざ山形の米沢から参加して下さったのである。もう一人、玉田勝郎さんが見えていたので、すぐにご挨拶をした。国分一太郎「教育」と「文学」研究会の事務局の名刺を見て、いつも資料を送っていただき、なんのお礼もせず失礼しましたと丁寧にあいさつしていただいた。律儀な人で、我々が持参した何冊かの本を購入して下さった。「山形か、池袋の会には必ず行きます。」という約束までしていただいた。

今回も国分一太郎さんの名前が出てきた

 ご夫妻で来ていたのは、藤田美智子さんである。今年の1月に東京作文協議会で講演をして下さったときに、2月に高知の研究会に参加しますと言われていたので、1ヶ月ぶりの再会だった。この日は、研究会終了後、懇親会が宿舎の近くで開かれた。ここに来ると、懐かしい人に必ず会える。みんなそれぞれの地域で、研究会を続けているが、若い人が集まらずに苦労しているようだ。どこの地域も、豊島作文の会と同じように苦労していることが分かる。しかし、今回も、研究会でも、懇親会でも、国分一太郎さんの名前が飛び交い親交を深めることが出来た。

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