子どもたちの文章表現指導を誰にでも出来る一般化理論の構築・えのさんの綴り方日記

3月11日(火)山形の研究会の打ち合わせ

3月11日(火)山形の研究会の打ち合わせ

雪降るさくらんぼ東根駅

 今年で、第10回目を迎える国分一太郎「教育」と「文学」研究会が、国分さんの生まれ故郷東根市で行われる。そのために、理論研究会のメンバーで、数日前に相談をした。下北沢の乙部さんの自宅近くの喫茶店に集まった。2時間近く相談をし、今回の骨子がまとめることができた。その案を持って、4人のメンバーで、1泊の打ち合わせに出かけた。さくらんぼ東根駅に着いたのは、12時7分だった。改札に向かうと、村田民雄さんが、長靴姿で迎えにきてくれていた。前の日に、雪の降り具合などを電話し、長靴の方がいいかを訪ねていた。長靴は必要ないでしょう、そのかわりかなり寒いので、防寒具できてくださいと念を押されていた。そこで、3人のメンバーには、前の日に連絡を取っておいたのであった。当日になると、朝から結構雪が降り始め、長靴の方がよかったので、悪いと感じ駅まで車で来てくれたのであった。

やはりそばはうまかった

 事前に聞いていた「東亭」というおいしいそば屋に連れて行ってもらった。そこで食べた肉そばは、東京では味わえないようなおいしいそばだった。田中さんは、相変わらず田舎盛りと言って、2人前の盛りそばを一人で平らげていた。1時半の打ち合わせに間に合わせるために、タントクルセンターへ、再び村田さんの車に乗せていただき、到着。1時半の時刻になると、ほとんどのメンバーが集まってくださった。

今年は長瀞地区で町おこし

 我々4人と、現地の人8人で相談が始まった。日程は、いつもと同じ7月19(土)~20(日)と決まった。焦点は、いつも地元の現役の人がほとんど参加者がいないので、何とかしたいということであった。原因は色々考えられた。学期末で、一番忙しい時期に重なる。国分一太郎という名前が、少しずつ薄れつつある。教育委員会後援になっているが、その先がそれほど強く現場に届いていない。現場の教師にまで、ポスターなどが届いていないのではないのか。そこで、何とか今年は、想画教育で、寒河江文雄さんが国分さんの勤務した長瀞小学校で実践したように、飛び込みで国分さんの指導した綴り方作品を読み合うことをできないかと提案した。それが可能になるには、前の日の金曜日の午後あたりに「地域学習」昔の子どもたちの暮らしを考えるという授業を東京から誰かが模擬授業をする。それを、現地の先生方に見ていただく。そんな提案をさせていただいた。そうなれば、1日目の土曜日や日曜日に、現地の人が一人でも、顔を出していただければいいなという皮算用だ。その他、1日目は、。現地の人が中心になって、長瀞小学校近くの長瀞公民館を使い「町おこし」として位置づけるという案だった。日曜日は、いつもと同じように記念講演も入れながら、午前中は4分科会で、行う形に落ち着いた。今回は、国分家から50万円の寄付が我が会とこぶしの会に、それぞれあったことは、今後の運営に大変助かる。

夜の交流会

 4時過ぎの会を終え、夜の交流会の6時まで時間があるので、国分恵太さんの車で一度宿舎の青松館に戻った。ゆったりと温泉に入り、タクシーで夜の交流会に出かけた。6人の人が現地から集まり、。計10人で賑やかに交流が持てた。会の終わり頃は、授業ができるかを、山田亨二郎さんと奥山さんが相談していた。本当に頼りになる人たちである。宴たけなわになり、お開きになった。席上、国分恵太さんが、「酒蔵祭り」のポスターを見つけてきてくれて、よかったら明日連れて行ってくれるとのことであった。あらきそばに行くだけであったので、喜んでお願いした。

酒造祭りとあらきそば

 次の日は、村田さんも後から酒蔵まできて、見学後は、あらきそばまで車を出してくれた。本当にありがたいことだ。一緒に行った、小山さんは初めての場所であり、えらく感激してくれた。今回、あらきそばのご主人の又三さんがいらっしゃり、1升瓶のお酒が届き、遠慮なくいただいた。そこでも、田中さんは、酒も飲んだが、そばも小山さんと私の残りを平らげてくれた。そば好きの国分先生の思想を受け継ぐ第一人者である。帰りの新幹線では、私のとなりで、酒をまた飲んでいた。その後は、大宮の駅近くまで、ずっと寝ていたようだ。何をやっても、彼には勝てない。少し腹が出てきているので、要注意である。人のことは、言えないが。私は、次の日は、いつもと同じように、9時のジムに出かけて、30分ランニングマシンに乗り、その後プールで500メートル泳いだ。

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