子どもたちの文章表現指導を誰にでも出来る一般化理論の構築・えのさんの綴り方日記

5月28日(日)Sさんと会って

5月28日(日)Sさんと会って

 久しぶりに友だちに会うために出かけた。その友だちから、10日ほど前に、メールを頂いた。それは、今国会で行われている「安全保障法制の関連11法案」が、昨年の5月14日に、閣議決定して、いよいよ特別国会で審議が始まったことに関係する署名のお願いであった。「憲法改悪を阻止し、『戦争が出来る国づくり』を許さない署名」のことであった。私は、その署名のことは、別の友人から頼まれて、知っていた。そのメールには、署名用紙を入れて、投函したので、まだやっていなかったらお願いしますと書かれていた。5日ほど前に、返信用の切手が貼られて、署名用紙が入っており、丁寧なお手紙が添えられていた。1枚でもいいと思い、5人分の署名をして、今朝投函しようと考えていたが、早いほうが良いと考え、彼に電話して、直接会って、渡すことになった。お昼を食べながら、12時赤羽駅で会うという約束をして、電話を切った。

彼の心遣い

 彼とは、今回の透析の検査入院の時にも、わざわざ川口の病院までお見舞いに来てくれた。その後退院して、今回出版した『作文名人への道』という本を送った。すると、何日かして、手紙が届き、中を開けて驚いた。1万円の現金が添えられて、『出版を祝う』というお祝いの文章が添えられていたのだ。今回、50冊この本を購入し、色々な方に購入して頂いた。中には、Sさんのように、お世話になった方々には、無料で進呈した方も、結構いた。何人かの方々からは、丁寧なお手紙を頂き、感激した。しかし、大枚1枚が入って、お祝いの手紙が添えられている方は、Sさんからであった。すぐにお礼の電話をした。『本を出すというのは、結構お金がかかるしね。お祝いです』とありがたい電話であった。今日は、透析でお見舞いに来て以来、久しぶりに会った。

圧倒されたエネルギー

 ゆっくり話をしたかったので、すぐ近くのファミレスに入った。ちょうどお昼であったので、30分近く待ち、やっと禁煙席に向かった。そこで、署名に関するいくつかの資料を見せて頂き、ビックリした。それは、彼の友人から、署名用紙2枚と依頼文が届いたので、協力しようと考えたが、退職してしまうと、署名が簡単にできない。そこで、昔の友だちに連絡をして、署名を依頼することにしたということであった。その中の一人の、私にも、返信用封書が入った依頼文が届いたということであった。その資料の中には、手紙を出した人の一覧表が出ており、その数に驚いたのである。63人の人に手紙を出し、署名が送り返された人の名前は、赤字になっていた。もう一枚のプリントは、返信されてきた人の手紙文が全部書かれていた。中には、署名は、協力できないが、その理由が丁寧に書かれた文章も添えられていた。また、その返信に対しての彼の返信の文章も書かれていたのである。なんと、A4で10ページもあった。形だけでなく、たくさんの方々にこのように丁寧に返信用の手紙まで添えて出したという、その熱意に頭が下がったのである。5月19日に依頼に手紙が来て、まだ10日ほどの間に、こんなに署名を集め、まだその途中であるというのだ。お互いに積もる話が一杯あるので、これからも時々会おうといって分かれた。彼と会うと、恒に刺激を受ける。

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