子どもたちの文章表現指導を誰にでも出来る一般化理論の構築・えのさんの綴り方日記

7月29日(水)老人ホームまどかの方々へ

7月29日(水)老人ホームまどかの方々へ

 2008年より、お世話になりました。母にとっては、自分の住んでいた近くにあったことで、安心して入居を決断しました。
 6年と半年近く、皆様に大変お世話になりました。元気な頃は、大部わがままも言って、ご迷惑をおかけしました。また、一緒に入居されている方々とも、温かく接していただいて、感謝しております。
 施設に入ってから、肺炎を2度、大腿部骨折を1度しました。そのつど、献身的に対応していただき、いつも良い方向で、解決しておりました。
 この間、転勤されたり、退職された方々にも、色々温かく接していただきました。
 ここ1年ほどは、母も大部弱ってきましたが、何とか生きようと、自分なりに前向きに考えていたようです。しかし、施設の人たちにとっては、世話のやける一人であったに違いありません。お昼時に行くと、食事を辛抱強く、口の中に入れて食べさせて下さっている姿を見て、ただただ頭が下がる思いで見ておりました。下の世話などは、一度もせずに、皆さんにお任せでした。おかげで、私ども家族にとっても、平穏な生活を維持してこの間、過ごすことが出来ました。
 今、思いだすと、いくつかの大変だったことが、思いだされます。
 最初の入院は、1度目の肺炎の時でした。所長さんが、病院まで付き添いをして下さり、細かな手続きまでして下さいました。このときは、点滴のおかげで、みるみる元気を取り戻しました。
 2度目は、大腿部骨折の時でした。これで寝たきりになるのかなあという不安がよぎりました。しかし、母なりに退院できることを夢見ながら、懸命にリハビリに力を入れて、10日程で退院できました。肺炎の時もそうでしたが、まどかに戻ってくると、何人かの職員の方が、玄関まで出てこられて、拍手と笑顔で、母を出迎えて下さった時は、胸が熱くなりました。
 3度目の入院は、さすがにもう危ないと観念してました。このときも、所長さんが「三愛病院」まで付き添って下さり、目をつぶりゼイゼイ息をしている母のそばにいて下さったのでした。また、入院中も、何度かお見舞いまでして下さり、心のこもった対応に本当にありがたく感謝しております。
 入居当時からずっとお世話になった青木さん、担当が違っても時々顔を出して母を励まして下さり、ありがとうございました。また、この間、母の担当をして下さったたくさんの方々、お一人ずつ名前が出てこなくて済みません。お葬式には、4人もお見えになり、最後のお別れをして下さいました。喪主の挨拶の中で、まどかの方々にお世話になったことを、ていねいに言わず失礼しました。原文には合ったのですが、あがってしまい、全部その通りには言えませんでした。お許し下さい。
 長いことお世話になりました。皆様のますますのご発展をお祈りします。

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