9月2日(日)自民党の総裁選挙
9月2日(日)自民党の総裁選挙
今度の自民党の総裁選挙に、2人の候補者が出ている。国民のほとんどが投票できない。安倍総理の今までの国会運営に対しては、ほとんどの国民があきれ返っている。森友・加計問題の膿を出すと言いながら、何の解決もしていない。公文書の書き換え問題に至っては、あり得ないことが起きてしまった。
今回の選挙について、石破茂さんは、新聞・通信各社に「正直・公正な報道」を求める文書を配布した。安倍総理の国会運営を、明らかに意識した良い公約と、国民の誰しもが、感じたものだった。しかし、この言葉について、相手側の安倍陣営から、注文が来て、この言葉をどうするかと迷っているという。石破さんを、支援している竹下派の参議院の幹事長吉田博美も、「正直・公正」は、はずしてほしいと注文を付けているという。おかしなことである。まるで、安倍から送られたスパイみたいな発言をしている。石破さんには、この言葉こそ、今回の目玉だと言いたい。国会発言で、うそつき発言をくりかえしているので、ボディブローのように効いている証拠だ。
一方、自民党がテレビ・新聞の総裁選報道に不当介入している。「公平・公正」に扱ってほしいと注文を付けた。それでなくても、安倍総理の報道は、自然に多くなってしまう。総裁選に立候補するときに、今年のNHKの大河ドラマを意識した、桜島の景色が見えるところで、インタビューに答えている。しかも、NHKは生中継で放送している。これこそ、偏った放送ではないか。自分に都合のわるいことには、注文を付けながら、ご都合主義も良いところだ。国民は、そういうところもきちんと見ておかないといけない。わたしも、9月2日(日)のTBSの関口知宏のサンデイモーニングでコメンテーターの青木理さんの発言で、教えられたのである。