子どもたちの文章表現指導を誰にでも出来る一般化理論の構築・えのさんの綴り方日記

10月8日(土) 透析患者の不安

10月8日(土) 透析患者の不安

 お世話になっている透析の病院で、看護師さんの入れ替えが大変多くなっている。つい最近では、看護師さんの中では、もっとも信頼されていた方がやめてしまわれた。15年間務めていた方で、まだ40代前後の方なので、ほかの病院へ入られたのではないかと、想像し いる。今の職場が、安定していれば、ずっと務めていたに違いない。何人かの患者に聞くと、私と同じ感想を持っていた。
 そこで、斉藤記念病院宛に、そこで、斉藤記念病院宛に、「透析患者有志」という差出人にして、手紙を送った。その手紙が届いたようで、さつき病院の筆頭課長の元へ、「不安解消の努力をします。」というような返事をしたそうだ。下記に、そのときの手紙の文章を載せておく。

透析患者の不安

 さつき病院へお世話になり、7年近くになります。最近の病院の様子を見ていると、針を刺すスタッフさんが、少ないように感じます。前に比べて、針を刺すまでの時間が、30分から、40分近くかかるときがあります。以前は、もう少し早かった気がします。又、何年か経つとやめていくスタッフさんがおられます。病院の経営に不満があるから、出入りが多いのではないでしょうか。人数が減ったから、補充すれば良いとお考えなのでしょうか。スタッフさんも、患者の我々とコミニケーションを取り、針を刺す前の会話にも、慣れたスタッフさんであると、安心感もあり、朝のちょっとしたひとことにも、爽やかな物を感じます。最近又ベテランの高野さんが、おやめになったと聞いて、がっかりしている一人です。15年も勤務されて、この職場を去ったと聞いて、本当に残念です。高野さんは、針の指し方、取り方の大変うまい人でした。いつも安心して、お願いしておりました。そんな高野さんが、急にいなくなり、この病院はどうなっているんだろうと、だんだん病院の経営に疑問を持つようになりました。
 人がやめたから、補充すれば良いというものなのでしょうか。現場で働いている、スタッフさんのことを、経営者の方は、どのようにお考えなのでしょうか。今まで何人かの人が、次々と辞めていきました。様々な事情があってのことだから、一律に考えるわけにはいきません。しかし、条件がよければ、こんなに次々と辞めては行かない気がします。今お世話になっている、スタッフさんが、いついなくなるのか考えると、大変不安です。辞めていくので、人数を補充すればいいとでも思っているのでしょうか。新しい方が来れば、そこから患者と人間関係を作るのは、それなりに時間がかかる物です。そのような方は、ベテランの方より新人の方が多く見られます。針を刺すのも、1つの技術です。何年もされている方に比べれば、失敗することも時々あります。度重なると、やはり不安です。
 病院を経営している経営者の人に、どうしても言いたくなり、このような形になりました。私たちは、伊田先生を中心としたスタッフのみなさんには、いつも感謝しております。いつも献身的にお世話いただいている身です。だから、日頃のことは、いつも感謝しつつも、どうしても伝えたくて、このように書かせていただきました。
 どうか、もう少し、やめていくスタッフが、簡単に辞めないように、経営方針を見直していただきたいのです。コロナの終わらない時期、苦労しているのは、様々な職種が考えられますが、病院や、介護施設で働いている現場の人の給料が少ないと聞いております。働きやすい職場、簡単にやめていかない職場にしていただきたいのです。
 労働条件を見直さない限り、今の状態は、続いていくと思われます。どうか、一考をお考え下さい。
 私の周りにいる患者さんにこのことを、お話ししたら、皆さん異口同音に同じことを言っておりました。
2022年9月吉日 患者有志

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