子どもたちの文章表現指導を誰にでも出来る一般化理論の構築・えのさんの綴り方日記

12月23日(金)「国家の暴走」を読んで

12月23日(金)「国家の暴走」を読んで

「国家の暴走」古賀茂明著(角川新書)を読んで。

 この人が、古舘さんのニュースステーションの解説者をしていたとき、安倍政治をこっぴどく批判していて、聞いていて気持ちよかった。しかし、どんな圧力をかけたのか、解説者を退くことになってしまった。当時の様子をネットで見ると、次のように書かれていた。
 3月27日夜22時に放送されたテレビ朝日の報道ステーションで、元官僚の古賀茂明氏が「I am not ABE」というフリップを紹介して大荒れ状態になっています。古賀氏は今回が報道ステーションに出演する最後の機会になると見られていることから、思い切って言いたいことを言ったようです。
 司会の古館さんと人事や放送圧力の問題でちょっとした言い合いみたいになる場面もあり、ネット上では「報道ステーションで放送事故!」という感じで話題になっています。
 私は、この場面は、見てなかったのであるが、後で「ユーチューブ」などで見ると、古舘さんが、テレビ局側の言い訳をしているように見えた。おそらく、自民党筋が、「あの男を下ろせ。」と、裏で巧妙に来たのだろう。だから、古舘さんも一緒になって、事実をはっきり伝えれば良かったのだ。自分も一緒になって、辞めれば良かったのである。 この時期は、TBSの看板ニュース番組『NEWS23』で、アンカーの岸井成格氏(毎日 新聞特別編集委員)を降板させることが決まった。また、NHKの報道番組「クローズアップ現代」の国谷裕子(くにやひろこ)キャスターも降板している。この3人は、いつ見ても、的確な発言をされていた。これを境に、安倍の暴走は、ますます酷くなってきたが、なぜか支持率だけが下がらない。これに変わる野党も劣化している。だいたい、連合などと言う御用組合の中に、東京電力労組が入っていることが、大きながんである。選挙のたびに、連合の顔色をうかがっている民進党は、つぶれてしまった方が良いのかも知れない。共産党が、候補者を下ろして、野党の1本かでまとまると、大きな力になってきている。新潟知事選がそうだった。今国民の8割近くが、原発再稼働には反対である。このこと一つでまとまれば、大きなうねりになる。
 衆院TPP特別委員会で、強行採決され、カジノ法案がたいした審議もせずに、強行採決された。国民が、よくわからないうちに、決めてしまおうという魂胆がありありとしている。これほど、国民を愚弄するやり方である。しかし、一般に国民は、どうでもいいテレビ番組を見せられ、何の問題意識も持たない人が圧倒的である。沖縄の辺野古のヘリパットの移設に関しても、苦しんでいるのは、沖縄の人々のみで、本土の人たちは、関心が薄い。だいたいきちんと放送されていないのが、現状である。日本の司法制度も、地に落ちた感じだ。三権分立ではない。最高裁判所は、最低裁判所に成り下がってしまった。しかし、翁長さんを先頭に、沖縄の人々は、オスプレイ墜落事件で、完全に怒りは、頂点に達した。そんな時に、テレビ局は、どこも、オリンピック問題や隣の韓国の問題をいやと言うほど連日流している。韓国の民主化も大事だが、日本の民主化の方が、大切なのに。つづく。

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