子どもたちの文章表現指導を誰にでも出来る一般化理論の構築・えのさんの綴り方日記

2月10日(水 )清原麻薬疑惑

2月10日(水 )清原麻薬疑惑

目くらまし事件

 政治情勢が緊迫すると、必ずと言っていい「目くらまし」事件が起きる。
 1999年の「サッチー、ミッチー騒動」のときは「日の丸」「君が代」法案が強行採決された。2003年の「タマちゃん騒動」「白装束集団騒動」のときはイラク特措法だった。SMAPの一人が逮捕されたとき、「海賊対処法」は予定を一日早めて強行採決された。

甘利問題を薄める

 今回の清原選手の覚醒剤による逮捕は、何かうらがあると考えた方がよい。甘利明経済再生相は28日、内閣府で記者会見を開き、週刊文春で報じられた現金授受疑惑を受け、自らの秘書の監督責任と国会審議に支障を来しかねないといった理由から経済再生相を辞任する意向を表明した。この記者会見で、辞任したのが、いさぎよいと言うことで、安倍内閣の支持率が低下せず、むしろいくらか支持率が上がったと世論調査の結果を報じた。 その他、不祥事が次々と出てきているが、それほど問題にならずに、忘れさせられようとしている。
 小渕氏自身は資金操作を指示していないと主張しているが、それが本当だったとしても1億円の簿外支出で買収が行なわれていれば、大問題だ。
 連座制で失職する下村文科相の献金疑惑。
 下村博文元文科相複数の報道機関が翌日発売の週刊文春のスクープで、塾経営者などで作られる全国各地の「博友会」という下村文科相の支持者団体が、政治団体の届け出なく下村文科相の講演会や懇親パーティーを1人2万円の会費で開催し続けていたというもの。
 馳浩・文部科学相の政治献金疑惑も曖昧だ。自民党の宮崎謙介衆院議員が、妻で同党の金子恵美衆院議員の出産直前に不倫していたとする記事が、10日発売の週刊文春に掲載された。次から次へと、安倍政権内部の不祥事が続いている。

アベノミックスは崩壊している

 一方アベノミックスの効果は、さっぱりである。頼みの株が、暴落し、円安は、いっこうにならず、円高傾向は、収まらない動きだ。6人に1人の児童が、低所得者家庭で暮らしている。年収200万以下の派遣社員が1500万人を超している。
 シングル マザー(母子家庭)10人のうち6人が、年収200万円以下となっている。その中で、100万円以下が約半分もいる。
 このようなマイナス材料ばかりが目立つが、その国民の目を目くらましするのが、清原選手の覚醒剤による逮捕ではないかと考える。どこのチャンネルをひねっても、このことを根掘り葉掘り放映している。マスコミは、どうしようもないほど、堕落している。

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