子どもたちの文章表現指導を誰にでも出来る一般化理論の構築・えのさんの綴り方日記

4月2日(火)元号発表までの動き

4月2日(火)元号発表までの動き

新元号「令和」発表までの大騒ぎ

 4月1日の午前11時頃、新しい元号の発表があると、あらかじめマスコミで伝えていた。今回は、平成天皇が、存命中に皇太子が引き継ぐことになった。昭和天皇の時には、なくなってから引き継ぐので、今回ほど大げさに扱われなかった。
 わたしは、個人的には「元号」反対であるので、それほど関心もなかった。西暦の方が、はるかに分かりやすく、便利である。例えば明治33年は、西暦1900年、昔からわすれずに覚えていた。祖母の誕生年だったからである。同じように、大正9年は、1920年というのは、母の誕生。昭和20年は、1945年、わたしの誕生。昭和27年は、1952年妻典子の誕生。平成元年は、1989年、娘千香の誕生。このぐらいのことは、いつも頭に入っているので、すぐに言える。

昭和は、年号に25を足すと西暦の下2桁

 ところが、一般的な昭和39年東京オリンピックの年の西暦に直すには、すぐ言えない人がいる。子どもたちには、昭和の年に25を足すと西暦の下二桁なると、教えていた。つまり39+25=64なので、1964年と言うことになる。同じように、平成15年は、西暦に直すには、どんな覚え方をすればいいのか今、考えている。
 15-1=14で1990+14=2004 だから2004年になる。平成20年は、20-1=19で、1990+19=2009年。平成31年だけは、2を引く。31-2=29
平成31年は、1990+(31-2)=2019と言う計算になる。これは、1990年という年は、平成2年と言うことを覚えていることが、大事である。

西暦の方がはるかに便利

 このように、大変計算しずらいのである。現職の時に、外国籍の子どもたちが、卒業証書は、元号にするか、西暦にするか問題になっていた。誕生日だって、外国で生まれたときは、元号なんてない、西暦である。そこで、墨田教組は、組合で交渉して、希望によって、どちらでも良いことになった。ところが、役所は、基本元号を使っている。困ったものである。新聞社も、西暦と元号が並列にしている。かってマスコミは、元号反対と言うことを、堂々と発言していた。ところが、今回は、そのような意見はほとんど見られない。新しい元号が発表されるや、号外が出され、大騒ぎしている場面が、放映されていた。どこのテレビ局も新しい元号で、特集の番組を放送していた。

安倍総理の出過ぎ

 驚いたことに、そのあと、安倍総理大臣が「首相会見」を行っている。30年前の「平成」改元の時には、なかったことであると、東京新聞で取り上げている。
 冒頭発言にあてられた4分20秒が過ぎ、質問の時間になると、スイッチが入った。
「平成ほど改革が叫ばれた時代はなかった。政治改革、規制改革。抵抗勢力という言葉もあった。平成の時代、改革はしばしば大きな議論を巻き起こした。」まるで所信表明だ。さらに「働き方改革」に触れ、「1億総活躍社会を作り上げることができれば日本の未来は明るい」と自らの政策を引きつけて「新たな時代」を語った。わたしは、直接そのやりとりは聞いていないが、そこで質問をしている記者に呆れる。うそつき総理大臣の談話など、聞きたくない。
 だいたい、今統一選挙の真っ只中である。公職選挙違反に該当するのではないかと、考えてしまいたくなる行為である。

森友問題も何も解決していない

 当時財務省の理財局長を務めていた佐川宣寿は、文書を書き換えを命じている。その命令に悩み、自殺をした官僚がいた。国会で嘘の発言をしたことがはっきりしてきている。大阪地検は、1年近く取り調べをして、佐川宣寿を不起訴にしている。市民団体が、もう1度審査して欲しいと訴えて、それがやり直しになった。
 佐川氏の改ざん指示の否定は真っ赤な嘘だというのは当時からさんざん指摘されていた。官邸が安倍首相を守るために、佐川氏と裏取引をして、口をつぐませたという見方もあった。だいたい、麻生財務大臣が、責任をとってやめるべきなのに、何らそのうごきもない。

森友問題のきっかけは、安倍昭恵

 安倍総理の夫人の安倍昭恵が、森友学園の名誉校長になり、籠池夫妻と学園前で写真を撮り、それを近畿財務局の交渉の時に、その写真を見せたあとに、神風が吹き出したと、籠池さんは、記者会見でも話している。昭恵婦人は、まだ関係が良好の時には、学園に出向き百万円の札束をお祝いに出している。そのことを、国会で追及された安倍総理大臣は、妻に聞いたらそんなことはありませんといっているで、国会は何ら明らかにされていない。籠池さんを国会に証人で呼ぶのなら、昭恵夫人も国会に呼んで、堂々と発言させるべきなのである。そのことになると、消極的になる。

厚生労働省のデーター捏造

 その後、厚生労働省発表の「毎月勤労統計」でインチキが露呈。人件費も雇用も改善していない事実がわかり、安倍政権の「データ改ざん」体質が浮き彫りにされた。第3者委員会なるものが、インチキだったことも次第に明らかになってきている。

アベノミックスは、アホのミックス

 これを教えてくれたのは、同志社大学教授の浜矩子さんである。景気が少しも良くなっていないのに、好景気だとマスコミに言いふらし、庶民の懐は、いっこうに豊かにならず、むしろ、実質所得は、年間50万円も減らしているという統計もある。

沖縄の民意は、どこへ行った

 辺野古の海を埋め立てて、アメリカ軍の基地にしようと言うことについて、沖縄では、住民にどうしたいかを、投票してもらった。すると、圧倒的多数の人たちが、辺野古埋め立て反対であるという意見表明を下した。沖縄県知事玉城 デニーさんは、安倍さんと交渉して、とりあえず埋め立てをストップして、話し合いに応じて欲しいと訴えに総理官邸に来て話し合った。それに対して、「沖縄の民意に添って、真摯に解決したい。」と表明しておきながら、1週間もたたないうちに埋め立てを開始してしまった。

安倍の顔も見たくない人たち

 今、世の中の人で、安倍がテレビの画面に出ると、スイッチをひねる人結構多いと聞く。
 その日の夜のテレビのチャンネルをひねると、5チャンネルで、安倍がべらべらしゃべっていた。すぐに呆れて、チャンネルを変えた。夜の9時のNHKニュースでも、長々と話し込んでいたらしい。「らしい」と言うのも最後まで見ていないからわからない。「平成」改革時は、官房長官だった小渕恵三氏が当時の竹下首相の五百字ほどの談話を読み上げただけだった。

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