子どもたちの文章表現指導を誰にでも出来る一般化理論の構築・えのさんの綴り方日記

5月15日(水)日本作文の会の合宿に参加して

5月15日(水)日本作文の会の合宿に参加して

理論研究会会員は活躍

 5月11日(土)の午後からの合宿に参加してきました。理論研究会の貝田さんからのお誘いもあったので、しばらくぶりに参加してきました。中味の中に、『実行委員会』があり、大会3日間の分科会と、講座の名簿確認などがありました。Kさんが、司会で、全体を仕切っていました。まだ、余裕がありますので、理論研究会のメンバーは、名乗り出ても良いのではないでしょうか。豊島作文の会では、2名が報告者、2名が世話人になりました。榎本は、『平和分科会』の世話人と報告を兼ねるようになる予定です。理論研究会では、Sさんが報告者です。Kさんは、講座を担当します。Tさんは、世話人です。Hさん、ぜひ千葉から少ないので、理論研から推薦しますから、世話人にでも、報告者にでも出て下さい。

なかなか発言できなくて

 あと、今回の合宿の目玉である、研究課題論文の検討会がありました。当日、分厚い資料を配られて、そこで討議をするものでした。その論文を読んでと言うことで、北海道のQという方が、論文を読んでの感想ということでしたが、自分のクラスのことだけで、論文とのつながりがほとんどない報告でした。K大学のKさん(我が会の国分一太郎研究会会員)の論文検討も、論文そのものを分析するのでなく、一般的な、教育の現状を分析する程度のものでした。私も発言しようと考えましたが、その場で配られたもので、発言を遠慮してしまいました。6~7人の方が発言していましたが、鋭い発言は、ありませんでした。ひとりだけ、元常任の沖縄から参加したKという方の意見が、私には、頷ける発言でした。それは、状況は詳しく書いてあるが、それを、作文の会として、どのように書かせていくのかが鮮明ではないという趣旨のことを、遠慮がちに発言してました。参加者が、批判する元気もなくなってきている感じも、受けました。

活動方針案?

 この研究課題が、今度の埼玉大会の時に出され、今後2年間の活動方針にするのだと考えられます。各委員には、郵送され、大会の1日目の夜に提案されるらしいです。Tさんに聞くと、活動方針が、最近は、このような形で、提起されるようになっているとのことです。これでは、文科省の指導要領に忠実な教科書に縛られている現場の人には、何を、どのように書かせるのかの指導過程がはっきり見えてきません。
 やはり、教科書に縛られている現場の人にも、きちんとイメージできる案を出すべきです。とくに、P32の下段に『書くこと』のそれぞれの過程として、①~⑤の5段階が示されています。これは、かっての日本作文の会が作った指導過程をまねしたものです。⑤交流は、『鑑賞』を言い換えたものです。交流の中味について、文科省の調査官の発言を批判しているが、ここらあたりは、十分に我々のペースに巻き込めるところではないでしょうか。

会員のみなさんに訴える

 日記を書かせることすら忙しくて、やらなくなっている教育現場です。そこに、日記だけ書かせて『寄り添う』だけで、子どもを丸ごととらえるみたいな、訳のわからないやり方は、かえって弊害です。日記指導は、やはり大切です。Tさんは、週一日記を勧めています。その中で、きちんと子どもを励まし、指導すべきです。同時に、国語科という教科の中で、やはり書かせるべきです。少しでも、きちんとした『ひとまとまりの作品』を書かせることを、イメージできる方針案にすべきです。もう一度、丁寧に読んで、自分の考えを、確立してみたいと考えます。残部が、4部きりありませんでしたので、事務局員の4人の方に送ります。ぜひ読んで、批判検討して下さい。

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