5月18日（水）桝添知事の疑惑の行方は？
5月18日（水）桝添知事の疑惑の行方は？
桝添知事の外遊の時の宿泊代を含めた費用が、都民の税金を使って、あまりにも高い金を使いすぎると、都議会で問題になった。追求のきっっけは、共産党の都議会議員の追求からであった。テレビや新聞などで、話題になっていた。しかし、今ほど桝添パッシングは強くはなかった。それが、週刊文春で、都知事になる前の国会議員時代の政治資金を私的に流用していたのではないかと、疑われた。その説明を、記者会見でしたときは、あまりにもおかしな説明で、あきれ返ってしまった。それにしても、マスコミが、桝添都知事をこのように叩いているのは、何か裏があるのではないかと、ずっと考えていた。
その裏側を、見事に分析した記事が、本日｛２０１６年５月１８日（水）〕の東京新聞の朝刊「本音のコラム」に載っている。この分析者は、曜日で担当者が決まっている。水曜日は、斉藤美奈子さんである。ここでは、桝添を、M、その前の知事の猪瀬をIと言う頭文字を使って表現している。まずは、斉藤さんの記事をそのまま載せておく。
呪われた五輪 斉藤美奈子
ある日、側近を呼んで黒幕はいった。「あいつは目障りだ。今のうちに潰した方が良い。」標的にされたのは、I知事だった。Iは東京五輪招致でそれなりの働きをしたが、招致活動が終わればもう用はない。
２０１３年１１月、国会は特定秘密保護法の審議の山場を迎えていた。Iの１件は国民の目を国会からそらすのにも役立つだろう。Iは医療法人からの資金提供疑惑で追い込まれ辞任した。
次のM知事は、党を割って出た要注意人物だった。が、先々を考えて党はMを支援し、当選させてやったのである。
ところが、Mも勝手な振る舞いが目立ち始めた。１４年７月、韓国を訪問したMはP大統領と会談し、１６年３月、新宿のと所有地にあてるといいだした。黒幕はいった。
「あいつも邪魔だな」
５月、Mは政治資金の使途が明るみに出て窮地に立たされた。パナマ文書や５輪招致の裏金問題は２番手、３番手の話題に降格した。仮にMが辞任し、７月の参院選都知事選が重なれば、知事選候補者を巡る報道一色になって国政選挙はかすむだろう。投票率は落ち、与党が与党が大勝し、そして次の知事の席には・・・・。
国立競技場、エンブレム、２人の知事、裏金疑惑。呪われた東京５輪！ちなみに黒幕の正体は誰も知らない。（この物語はフィクションです）文芸評論家
トンチンカンな答弁
今日の党首討論を聞いていて、安倍総理が野党の党首の岡田さんの質問に、まっとうな答えを出さず、これはわざとなのかと思うくらいまともな答えを返していない。かみ合わないから、そのやりとりを見ている視聴者は、イライラしてしまう。その日のテレビのニュースでは、消費税を据え置きした、２０１３年の時の安倍総理の発言を忘れていない。２０１７年には、必ず消費税を上げます。リーマンショックのような大不況出ない限り、必ず実施しますと言って国会を解散した。アベノミックスは、完全に失敗したのである。マスコミは、そのことを、きちんと書くべきである。明日の朝刊を、この党首討論を、どう取り扱うのであろうか。討論深まらず、かみ合わずと言う見出しだろう。なぜかみ合わなかったのかを、具体的に指摘するのが、マスコミの役目である。
