子どもたちの文章表現指導を誰にでも出来る一般化理論の構築・えのさんの綴り方日記

8月15日(月)鈴木さんの旅行記を読んで

8月15日(月)鈴木さんの旅行記を読んで

 アマゾンのジャングルやオーストラリアの原住民の生活を体験した私の友人から、今度は、インドネシアの原住民の生活を体験した旅行記が送られてきた。5年ほど前に、鈴木さんのところで、韓国の家族がホームステイをした。それが縁となり、今度は、私の家でも、ユミンちゃんという当時中学生だったお嬢さんが、ホームステイをしてくれた。そのことが縁で、次の年には、我々夫婦と、鈴木さんと石塚君の4人が、韓国に招かれたのあった。今度、ユミンちゃんとお姉さんのユギョンちゃん姉妹が、この夏休みに日本に来られる。あいにく、鈴木さんは、その時にまた海外旅行に出かけることになっていたので、何人かで、ご協力することになった。我が家には、1日だけだが、交流を深めることになった。その時の日程が丁寧に書かれたものが送られてきた。今から楽しみである。

旅行記を読んで

「ムンタワイ族を訪ねて」-共に暮らした6日間-読み終えました。今回は、インドネシア・シルベット島で暮らす人々との交流である。そこに住む村に行くまでが、ジャングルへの道である。泥沼の中にしかれた丸太の上を歩く。迎えに来てくれた人達は、みんな裸足である。荷物も背負って、泥道を、すいすいと歩いていく。3時間くらい歩いて、やっと目的地の村に到着。一件の木と藁で作られた高床式の大きな家に着く。一緒に参加したメンバーは、みな鈴木さんより年上だったという。そのメンバーが、そこで寝泊まりすることになった。そこでの暮らしは、電気・水道、トイレもない。まさに原始生活である。
 主食が、サゴヤシで、ジャングルの中ではごちそうなのだそうだ。次に、木の皮をはがして、それを木槌でたたき、繊維を柔らかくして、それを干して乾かす。それで、ふんどしを作る。女性には、「葉っぱのスカート」が作られ、近くの小川で、小魚獲りの実演だ。それは、女性の仕事であるという。毒矢と弓の実演も生々しい。この家には、シャーマンの孫で、「ジャブ」という少年がいた。裸足で、ジャングルの中を駆け巡る。ジャングルブックの少年のようだと書かれている。今、川口のムービックスで、ジャングルブックをやっているので、今度見に行こう。鈴木さんは、日本からいくつかのおもちゃを持っていった。竹とんぼが、すぐに人気になった。やがて、ジャングルの中では、どこに落ちたのか分からなくなる。ジャブは、部屋から細い竹となたを持ってきて、作ってくれとせがむのであった。一緒に参加した、人に頼んで、竹とんぼを作ることになる。私も竹とんぼを作ったことがあるが、結構バランスが難しい。ムンタワイ族の村は、一軒一軒がとても離れている。自給自足の関係で、離れているのだろう。最後の日には、豚の臓物を獲り、丸焼きにした写真がでていた。彼等にとっては、最高のおもてなしなのかも知れない。シャーマンの歌と踊りで、歓迎してくれた。彼等は、たばこは吸うが、酒は飲まないという。やがて、一緒に踊りの中に入り、踊ったという。1曲終わるごとに、汗びっしょりになったという。このようにして、1週間の旅を終えて、帰国した。
 それにしても、鈴木さんの好奇心は、これからも続いていくのだろう。感服。次の旅も楽しんできて下さい。

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