子どもたちの文章表現指導を誰にでも出来る一般化理論の構築・えのさんの綴り方日記

8月15日(木) 教え子の入籍の便り

8月15日(木) 教え子の入籍の便り

 るいなさん入籍おめでとうございます。すてきな人と巡り会えたのですね。これで、お母さんも子離れできますね。お母さん退職といいますと、定年退職ですか。人生90年。これからが十分楽しめますね。我が家の妻も、退職後の人生を十分楽しんでおります。ほとんど家におりません。
 私の方は、1日おきの透析にも、もう慣れました。今年も作文の研究会に、エネルギーを使っております。今年は、東京で、日本作文の会の全国大会が行われました。全国から「作文教育」を大切にしている教師が、650人集まりました。私も妻も、分科会で司会をして、全国の仲間を歓迎しました。教科書から「作文」という言葉が消え、「日記」指導をする教師が、現場からなくなりつつあります。子どもたちが、毎日の生活の中から、心に強く残ったことを取り上げて、文章にすることが、いかに大切なことなのかと言うことを知らないまま、こどもと向き合っている教師が増えていることが残念でたまりあせん。
 幸い、65才の完全退職まで、「作文教育」に関われて、楽しい教員生活でした。今地元の少女小学生にソフトバレーを教えて20年近くになります。その子どもたちに、「学校で作文書いてる?」と聞いたら、「作文てなあに?」と言う返事をもらいショックでした。今や、夏休みの「読書感想文」を課題にして、書き方も何も教えずに、行われているのではないかと心配しています。
 今でも、時々その日を振り返って、文章を書いておりますが、書き終わると頭の中がすっきりします。子どもたちにも、この作業が、いかに大切であるか、るいなさんには十分わかっているでしょう。「書く」ことは、子どもたちを賢くする。小学校時代にこれを経験しておくと、高校や大学で、論文を書くとき、間違いなくきちんとした文章が書けるのです。今、まともな文章が書けない大学生が増えています。これは、今の学習指導要領・教科書に問題があるのです。今、引きこもりが問題になっています。ほとんどが、小学校時代のいじめが原因のようです。何でも自由に語り合うクラスからは、みんなが繋がって、学校が楽しくなること間違いないのです。まずは、おめでとうございます。

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