子どもたちの文章表現指導を誰にでも出来る一般化理論の構築・えのさんの綴り方日記

9月17日(木)母の教え子大場さんへ

9月17日(木)母の教え子大場さんへ

 49日ありがとうございました。亡くなってしまうと、色々なことが悔やまれます。最後まで、元気でいたことを良しとしたいです。週1回は必ず、会いにに出かけておりました。行くと、1時間近くは、話をしておりました。最後の方は、その話も、なかなか話さなくなりました。私の顔を、じっと観察していることが多くなりました。「お母さん、黙ってないでしゃべってよ。」というと、「豊さんの顔を見ているだけで、幸せなんだよ。」と言う返事が良く返ってきました。だんだんしゃべるのも、おっくうになったのかも知れません。元気な頃は、必ず、果物を食べやすくして、持っていきました。母は、果物が一番好きだったんです。本当に嬉しそうにして、食べてくれました。その顔が見たくて、必ず週1回は、出かけたのです。帰るときは、必ず「もう帰ってしまうの。」と不満な顔をいつもしました。そんな時は、少し延長して、話を良くしました。帰るときは、いつも私の手を握りながら、「また来てね。」という言葉を最後に、別れるのでした。その時の顔が、何とも言えずさびしそうな顔をするのです。もっと、たびたび出かけておくべきだったと、今になって悔やんでおります。長い間、母のことを大事にして下さり、ありがとうございました。

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