2012年度豊島作文の会 活動報告並びに2013年度活動方針案
2012年度豊島作文の会 活動報告並びに2013年度活動方針案
第468回 4月例会 ~2011年度活動報告並びに反省~
2013年4月27日(土)
2012年度活動報告
担当:片桐 弘子
◎4/28(土) 468回
◆工藤・片桐 『11年度まとめと反省』
◆榎本(豊) 『12年度方針と計画』
◆鈴木 『名簿作成』
◆榎本(典) 『会計報告』
◆参加:伊藤、桐山、榎本(典)、榎本(豊)、土屋、工藤、鈴木、
片桐 (8名)
◎5/26(土) 469回
◆富山悦子さん。「冬休みにね…」2年生の詩の指導。
◆書写指導として入っている2年生の教室で「冬休みにね」と話かけてくる子どもたちに、担任の許可を得て詩を書かせる。 指導時間4時間位。書く前の指導が適格で素直にすらっと書けている。詩集にまでまとめた。新任の教師も詩の実践方法を参観、学んでいる。隙をつかんで、絶妙な実践指導。
◆参加:伊藤、片桐、工藤、桐山、榎本(豊)、鈴木、寺木、
富山、(8名)
◎6/9(土) 470回
◆土屋祥子さん。「私の見たキューバ ミャンマーを旅して」。
年間、何度も海外旅行をしている。その中から最近の旅の話。現地の80代の通訳 (男性)さんを通しながら見たこと聞いたことを語る。珍しい話がたくさんあり、うらやましい限り。
◆参加:土屋、片桐、伊藤、工藤、桐山、榎本(豊)、榎本(典)
富山(8名)
◎9/15(土) 471回
◆桐山久吉さん。『文集あれこれ』
◆お孫さんの学校の文集をはじめ、亀村先生の日記指導は生活指導ととらえるの紹介。そして、『東京の子・38集』を読んで「東京の子はすくすく育っている、しかし…」と作品に即して大事な読み方を語られた。文集編集の加瀬さん ( 町田 ) も参加。
◆参加:土屋、加瀬(町田作文の会)、伊藤、富山、桐山、片桐、榎本(豊)、鈴木、寺木、榎本(典)、工藤 (11名)
◎10/13(土) 472回
◆榎本典子さん。「子どもの作品の読み方・読み合い方」。
◆持ちあがりの2年生・35名トラブルが絶えず、担任は日々奮闘。丁寧に作品の読み方を学習したあと、「ある日ある時、友だちや家族としたことで心にのこっていることを、順序よく、よくわかるように書く」。先生のしたことを文章に順序よく書くことから学び合い、自分の題材で書いていくが、前の指導が生き、丁寧に、書けている。
◆参加:9名。
◎12/2(土) 473回
◆榎本 豊さん。「カード作りについて」。
『いま、なにをどう書かせたいか』(1982年発行)に文章表現指導の系統案をつくることの必要を提言している。それは、子どもたちの自発的な表現活動と意図的・計画的系統案指導の両輪で、つづり方教育を大切にすること。殊に認識活動と表現活動の統ーをはかる上で、どこをどう評価するか、子どもの作品をカード化していく。その方法を提案。討論後、私たちもこの方法を使って作品を読んでいったらよいのではと、話合われた。
◆参加者:7名。
◎2/23(土) 474回
◆伊藤早苗さん。4年生の表現指導「詩を書こう」。
非常勤講師で新任研修生指導教諭という立場で若い男性教師を支え、指導しながらも、不安定な居心地の中での取り組み。 前面に立てないもどかしさを感じながら、日記を書かせることの良さを語り実践させ、詩を書かせていく。
◆新任教諭は徐々に自信を持って指導できるようになり、(表現指導は今後に期待) 年度末を感無量で終えたとのこと。ご苦労さまでした。
◆参加:6名。
◎3/23(土) 475回
◆鈴木由紀さん。「取材力・記述力をのばすためと日記指導」(1週間の取り組み)。
1週間の指導内容を計画し、その上で日記を授業時間に書かせ 評価していった。日記に書くタネひろい、書きたいことの明確化、書き出し、つなぎ方、入れなくてはいけないことなどの指導は「ひとまとまりの作文」指導と言えそう。子どもたちが懸命にめあてに向かつて書いている。自らよりよい表現を工夫していく子ども出てくるし、作文ぎらいな子どもさえのめり込んでいっている。題材もおもしろい。
◆参加:7名。
2012年度 豊島作文の会 反省・まとめ
担当:片桐 弘子
◇関連研究会参加
2O12.7.21~22 第8回国分一太郎「教育」と「文学」研究会(山形東根市)
鈴木由紀さん報告
2O12.7.31~8.2 第61回作文教育全国大会 (岡山)
鈴木由紀・伊藤早苗・榎本典子さん報告
2O12.8.25 東京作文教育協議会 (新渡戸文化小)
2O12.11.23 第6回国分一太郎「教育」と「文学」研究・学習会
2O13.1.12 東京作文教育協議会主催一日学習会に 1 月例会を重ねる。
( アーサーピナードさんの講演 )
◇反省・まとめ
・例会はほぼ計画どおりにおこなうことができた。(後半は日程が変わったが)
(東作協との日程も重視する必要あり)
・提案内容は、学ぶことが多かった。
・もっと多くの参加者 (若い教師)に聞いてほしかった。(参加者平均8名)。
・ 学校の過密スケジュールの中での丁寧な表現指導は困難さを感じるが、やはり、実践されてよかった。
・関連研究会に多く参加し、そこでも、会のメンバーが活躍した。 伊藤さんには、会場校として、会場設定、お茶の準備などご苦労をおかけした。
・会のまとめと次会の予定通知は榎本さん、工藤さんにお世話になった。
・現役教師が少なくなる中で、今後、どのような内容の会にしていくかを考えていくことが必要か。
豊島作文の会 2012年度会計報告
会計担当:榎本 典子
収入 2011年度からの繰り越し金 15514円
2012年度年間会費 (3000×11人 ) 33000円
二次会残金 3331円
合計 51845円
★年会費を払った方 (桐山・片桐・土屋・榎本豊・榎本典子・富山・伊藤・鈴木・
工藤・寺木・中川) 敬称略
支出 お茶菓子代 (1000×9ヶ月) 9000円
連絡費 (2000×9ヶ月) 18000円
全国大会参加補助金 (3000×4人) 12000円
★全国大会参加者 (榎本豊・榎本典子・伊藤・鈴木) 敬称略
収入 支出 残金
51845円―39000円=12845円
以上報告します。
2013年4月27日 会計担当 榎本典子
2013年度活動方針並びに年間計画(案)
2013年度活動方針